造影剤

冠動脈造影での理想的な造影剤は?
・微細な血管まで造影ができること = X線吸収が大
・臓器障害や脈管刺激などの副作用が少ない
・剤質が安定していて長く変性や変質を起こさないもの
ヨード造影剤



 ヨード造影剤とは?


造影剤の分類
世代 化学的分類 代表的製剤 品名 開発年
第1世代 無機ヨード剤 イオン性


 Sodium iodide  ヨウ化ナトリウム 1923
有機ヨード剤 モノヨード剤  Uroselecutan  ウロセレクタン 1926
ジヨード剤  Pre-Abrosil  ペルアブロシル
 ピラセトン
1932
第2世代 トリヨード剤  asetrizoate
 diatrizoate

 iothalamate



 iodamide
 ウロコリンM
 アンギオグラフィン
 60%ウログラフィン
 コンレイ 400
 アンギオコンレイ
 コンレイ
 DIPコンレイ
 コンラキシン L
     〃    D
     〃   H
1950
1954

1962



1965




 ioxaglate  ヘキサブリックス 1975
第3世代 非イオン性  metrizamide
 iopamidol
 iohexol
 optiray
 iomeron
 アミパーク
 イオパミロン
 オムニパーク
 オプチレイ
 イオメロン
1972
1977
1978
1979
1980

 造影剤の副作用

造影剤の副作用
原 因 主な副作用
@ 高浸透圧  ・ 血管の急激な拡張
 ・ 注入時血管痛 ・ 熱感
 ・ 血液脳関門の破壊
 ・ 不整脈(徐脈 ・ 頻脈)
 ・ 赤血球の変形 ・ 血液量増加
 ・ 尿量過多 ― 水分バランス異常
 ・ 神経毒性
 ・ 血管内皮損傷
                          など
A イオン性刺激  ・ てんかん発作(特にイオンが原因)
 ・ 神経毒性
 ・ 腎毒性
 ・ 心 ・ 血管への影響
 ・ 頭痛,めまい
 ・ 悪心 ・ 嘔吐
 ・ アレルギー反応(発疹,じんま疹,発赤など)
 ・ アナフィラキシー(血圧低下,ショックなど)
B 化学毒性
C ヨードによるもの